特徴
殲滅戦は、シンプルに敵チームを殲滅させるゲームです。
制限時間内に、敵チームを殲滅できれば勝利となり、個人技や戦術が勝敗を分ける鍵となるゲームです。
「スタートから5分以内は無限復活」等の独自ルールを、付加するフィールドもあります。
ゲームの流れ
殲滅戦は、フラッグ戦から「フラッグを無くしたゲーム」ともいえます。
フラッグを守る必要がない為、攻めることのみに集中できます。
制限時間は15〜20分です。
敵陣に早く移動して、敵を全滅するため、打ちまくります。
殲滅できなかった場合は、残存兵の多いチームの勝利となる場合と、残存人数に関係なく引き分けにする場合もあります。
攻略法
殲滅戦は、相手を倒すことだけを考えればいいのですが、制限時間内に相手を全滅させるというのはなかなか大変なことです。
また、相手チームを倒す事が一番ですが、自分がヒットされない事も大事です。
ほとんどのゲームは、フラッグ戦をベースしており、殲滅戦もフラッグ戦ベースになっています。『フラッグ戦』や『殲滅戦』は、チームワークが大事になります。
仲間とバディを組んで、視界を広く動きまわる事が有効です。
声出しをして、仲間の死角を潰し合い、前線を押し上げていきます。
局面ごとに数的優位を作ることで、戦いを優位に進められます。
また、個人の立ち回りや射撃テクニックも求められます。
初心者の場合は、2・3人でチームを組んで行動することを心掛けると安全です。
そして、相手を撃った後、後ろへ素早く逃げる「キルアンドバック」を繰り返す手法がおすすめです。
状況によっては、味方チームが相手チームより少なくなり、複数の敵に囲まれてしまう状況の場合は、一旦、戦いを回避して、仲間を見つけに行くようにします。
チームでの役割分担
サバゲーは、チーム単位で活動するのが基本になります。
リーダーを主として、各メンバーの装備や得意分野をもとにアタッカー、スナイパー、ガンナーに担当を振り分けます。
アタッカーは、素早い動きができるメンバーで、装備は「MP5」や「M4」カービンなどの扱いやすいトイガンを使用するメンバーが適任です。
スナイパーは、後方から仲間の支援やディフェンスの役割です。
装備は「ボルトアクションライフル」や「M14」などスナイパーライフルを使用するメンバーを配置します。
ガンナーは、仲間の支援と敵の制圧をする役割です。装備は「M60」や「M242」などのLMG系を使用するメンバーで構成します。
リーダーはメンバーを把握して、戦況などを各メンバーに指示する役割になります。
メンバーがそれぞれの役割をもつことで、チームが結束し共通のゲームスタイルを確立することができます。それによって、サバゲーの面白さはさらに深まります。
サバゲーでチームビルディング
昨今、企業は「チームビルディング」を目的として、研修や福利厚生の一環としてサバゲーを取り入れるケースも増えています。
• 体験を共有でき、一体感が生まれる
• 濃密なコミュニケーションがとれる
• 普段と違う一面が見れ、親近感がわく
• 仕事で接点が無い人との距離が縮まる
実施後に、「サバゲー部」を立ち上げてプライベートでの活動も生まれています。