18歳未満の子供がサバゲーに参加するにはどうすればいい?
サバゲーには、年齢制限が存在する。
サバゲーに必須のエアガンは各都道府県において「有害玩具」として扱われており、使用・所持に年齢制限が設けられているからだ。
つまり、18歳未満が安易にエアガンを手にサバゲーを行うと条例違反として罰せられる可能性が出てくるわけだ。
サバゲーを行うフィールドでも、この条例に基づいて18歳未満の参加を禁止、あるいは制限している。
この条例に抵触する形で18歳未満をサバゲーに参加させると、そのフィールドが罰せられてしまうからだ。
ただ、18歳未満は絶対にサバゲーに参加できないというわけではない。
参加するうえでの大前提は、必ず「保護者同伴であること」だ。
サバゲーの会場まで親が一緒に言って子供だけ参加する、はNGで、必ず保護者もサバゲーに一緒に参加することが大前提になる。
保護者が子供を会場まで送り届けて、受付を済ませた後に子供だけ参加させる、というやり方もできないことになる。
さらにフィールドによっては保護者の承諾書が必要なケースもあるので、注意したい。
しかも10歳未満の場合は、保護者同伴であろうとサバゲーに参加することはできない。
11歳以上18歳未満の場合にのみ、保護者同伴でのサバゲー参加が認められるという限定された状況なのだ。
18歳未満がサバゲーに参加する際の注意点は?
こうした大前提を踏まえた上で18歳未満はサバゲーに参加することができるわけだが、その他にも注意したい面がある。
まずフィールドで、エアガンを借りることは基本的にはできないこと。
エアガンを含めた道具は、自分で用意したうえで参加することになる。
それから、持参するエアガンも子供が使用できるタイプのみが認められる。
つまり大人に混ざってサバゲーに参加する場合も、大人と同じ装備・条件で参加することはできない、というわけだ。
この「子供でも使用可能なエアガン」の基準は各都道府県によって設定が異なっているので、あらかじめチェックしておくことが必須だ。
一般的には、発射パワーが0.135ジュール以下であることが求められている。
なお、こうした18歳未満のサバゲーの参加に関しては各都道府県ごと、そしてフィールドごとに設定が異なっている。
極端な例では、神奈川県ではたとえ保護者同伴であっても18歳未満はサバゲーに参加することは原則禁止、それどころかサバゲーが行われるフィールドにつれてくることさえもできない形となっている。
ほかにも、北海道や山梨県、長崎県では18歳未満には使用できないエアガンを周囲の大人が見せる・触れさせることも禁止している。
サバゲーの舞台を提供しているフィールドでも、条例の内容に関わらず18歳未満の参加を禁止しているケースもあり、事前の確認が必須だ。